印旛郡市歯科医師会では昭和58年に航空機災害対策特別委員会を発足させ、成田空港(昭和53年5月開港)周辺での航空機事故に備え、研鑚を積んで参りました。その後、特別委員会は常置委員会となり機能することになりました。
昭和60年に起きた群馬県上野村での日航機墜落事故および阪神淡路大震災・東日本大震災等、自然災害や事故に伴う身元確認・医療活動のため出動要請に基づき歯科医師会会員は活動しています。
航空機災害対策委員会は平成6年 「印旛郡市歯科医師会災害対策部会」、平成15年「災害警察歯科委員会」、平成26年「防災警察歯科委員会」と名称を改めながら活動の幅を拡大して参りました。
更に平成5年には近隣の佐原香取歯科医師会(現 香取匝瑳歯科医師会)、山武郡市歯科医師会と共に三郡市歯科医師会航空機災害対策協議会(以下、三郡市歯科医師会)を設立。成田国際空港公団(現 成田国際空港株式会社)で行われる定期的エマルゴトレーニング(実践的机上訓練)および航空機事故消火救難総合訓練への参加により、空港周辺にある三つの歯科医師会が協同して航空機災害に備えております。